WordPress: xreaでwp-super-cacheとktai-styleがうまくいかない

昨日から、WordPressの見た目やパフォーマンスとかについていじってみようかと思って色々やってみてる。今回はwp-super-cacheを入れてみた。今のサーバは十分レスポンスが速いので、別に必要ないかもしれないが。でも速くなった。

その後、ktai-style入れてみた。キャッシュがない状態だとうまく表示できた。

しかし、wp-super-cacheとktai-styleの組み合わせにすると、xreaでは文字化けした。ちなみにXAMPP環境では文字化けせず。safeモードとかが関係してるんだろうか?ktai-styleの説明ページに書かれている設定を行ってみたのだが、うまくいかず。ハーフオンだとこの設定ではダメなのかなぁ?

なんかもう3時になってるので、結局wp-super-cacheを諦めて停止させた。レスポンスは現在でも結構速いから、ケータイで閲覧できるほうを優先した。また時間があったらこの問題に取り組みたい。


新聞:声の欄

先日の朝日新聞の声の欄に「税金を納めて、それが高校無償化として国民に還付されるのでは、納めていて虚しさを感じてやるせない。それに、タダなんだからとりあえず高校行っとけという風潮にもなるんじゃないか?」というものがあった。俺もそう思う。一旦税金を集めてそれをまたわざわざ返すのであれば、大きな手間が発生して余計なコストがかかり、コストがかかった後の税金分で無償化をするわけだから、無駄が多い。無償化分に相当する減税やってくれるほうが、経費算出も簡単だろうし、国民にも説明がつくんじゃないだろうか?子供手当にしても、減税にすれば、配られたお金がギャンブルに消える可能性も…とか言われなくて済むわけだし。

使途が明瞭な税金ならば、国民も納得するのではないかと思う。道路特定財源のように。かといって、用途が特定された財源は余った場合に無理矢理消費しようと無駄な公共事業を増発させるだろうと思われる。

今思いついた!郵貯の限度額を増やして、集まったお金を国民のための公共施設整備などに使うというのであれば、こうしてはどうだろうか?郵貯を使った、進学したい人向けの使途が明確な(授業料・給食費など)奨学金制度を作るのだ(他の奨学金との平行使用OKで)。それで、ドロップアウトせずに修学して就職して返金を一定年(10年以上とか)続けた人には返済金を減額するという制度。学びたいという学生の意思と、将来有望な人材を育てたいという国の戦略が合致するんじゃないかな〜と思う。いうなれば、進学したい人のための「ほぼ無償化案」だ。

まぁ考えられる課題は借り逃げだろうが…。これは既存の問題でもあろう。

必要な人のために、意味のある目的で税金が使われるのを望んでいるのであって、みんなにばらまかれるのを望んでいるのではないと思う。国民は無駄が嫌い。政権もそれがわかってるから、事業仕分けとかで頑張ってる。それはいいと思う。だからこそ、みんなにばらまくんなら減税にしてよ!?と言いたい。マニフェストの中には国民が本当はやってほしくないことも含まれてるだろう。国民のための政治を目指すのであればマニフェストに意固地になってほしくない。


新聞:小学教科書ページ大幅増

「脱ゆとり」のために、小学教科書のページが大幅増だそうである。近年、学力低下が叫ばれ続け、世界における日本の学力順位も下がったとかでゆとり教育が問題視されていたわけだから、この方針は個人的にはいいと思う。いいと思うのだが、増え過ぎでないかい?と思う…。算数33%、理科37%とある。

新聞によると、自分らが小学生だったころのページ数(1〜6年の国語・算数・理科・社会)のページ数の合計が大体3,400ページくらい(1988年と1991年より)。そこから下降して2001年にはやく3,100ページ。で、問題視されるようになってか、2004年は3,600ページ。そして、なんと2010年は4645ページだそうだ。一番少ないときと比べると、1.5倍もあるぞ!!

増やせばいいというわけでもないし、質が問題なんだろうけれど、質も上がってるんだろうかな?教え方も昔とは結構変わってきてるみたいだしなぁ〜。質が上がった結果、ページ数が増えたんだろうか?それとも、小学生に教える内容の密度も濃くなっているということか?いや、ゆとり教育で薄まったからの方向転換だろうから、その線は低いかな…。

教育環境も自分らが子供の頃に比べたらずいぶん変わってる。
思いつくままに適当に羅列してみる。

まず、今は週休二日だ。先生側からすると土曜日が使えないからその分を月〜金に入れなければならないのだが、土曜日は2時間目までだったから、1ヶ月で12時間分。年間で約120時間分くらいか(長期休みを考慮すると)。さらに6年だから、720時間。でかい。週休二日も止めたほうがいいんじゃないか?

次に違うのは、英語か。さっきのページ増は、英語は含まれていないわけだから、英語加えたら5,000ページになるんじゃないだろうか?

次は、まぁ、誘惑が多くなったなぁ。ケータイやDSやインターネットか。まぁ悪い部分ばかりでもないけれど、子供の頃にはほとんどいい面はないだろうなと思う。自分らもファミコンやスーパーファミコンやプレステとか、やり過ぎてたと思うから、あんまりやるなっていっても、説得力ないんだよなぁ。ゲームの話が学校の会話になったりもするし。でも、まだ勉強する時間はあった。そんなにやってもなかったけど…。大して勉強しなくてもわかったんだよなぁ、中学までは。

今の子らって、忙しいんだろうなと思う。コミュニケーションと漫画とゲームに忙しくて勉強する暇なんてない!?ってことじゃないか?そういえば、自分が学力落ちていったのは、ゲームと漫画に触れる機会が増えてからだ。それが悪いとはいってるんじゃなく、そういう自覚があると言っているだけです。

四六時中コミュニケーションとらなくてよかったし、田舎でコンビニもなかったからマンガもほとんど読んでないし、テレビも民放少なかったし、ゲームボーイとか買ってもらえなかったし(今となっては本当によかったと思ってる)、忙しくなかったんだろうな。個人としては。あ、家の手伝いしてたから、それが忙しかったか…。

今でもこれらを避けることはできるんだろうけれど、これらの誘惑ってすごく強いし、メールとかは外因(友達から)だから無視するわけにはいかないんだろうし、まぁ面倒な世の中になったもんだなと。こんなことをIT技術者が言ってていいのかwと思うけど、実際にそう思うから。だから、情報の取捨選択の技術が重要になってくるんだろうし、何に時間をかけるかが重要になってくると思う。それは、小さな頃からそうだろう。

だから、子供達にまず教えるべきなのは、ITに振り回されない方法とかじゃないだろうか?いきなりじゃないよ?ある程度成熟してきた年代、まぁ小学校4年か5年くらいで。

教育の質も大事だと思うけど、学校と家庭、生徒と先生、先生と親の信頼関係の修復のほうが大事じゃないですかね?信頼と尊敬。それがあれば平均学力は自動的に上がるような気がする。じゃあ信頼と尊敬はどうやって修復するんだ?といったら難しいところなのかもしれない。やっぱり、教えてもらってるという自覚を生徒側が持つように家庭で教えるべきなんでしょうね。これは先生は絶対的な存在だと言っているのではなく、教えてもらう側と教える側の最低限のルールが、まずは根拠なき尊敬じゃないかなと思う訳です。それを教えるためには、まずは親が先生を信頼することなんじゃないかなと思います。

なんか「授業料を払ってるんだからお客様だ。うちの子にわかるように教えるのが先生の義務だ」とかいう人たち(いわゆるモンスターペアレント)は本当に品性がないと思う。教育自体は学力保証できない。やる気のある子には頑張ってわかるまで教えるという保証はできるでしょう。でもやる気のない子には、教えようがない。生徒と先生も人と人だから相性の善し悪しもあるだろうし。なにより訳の分からないわがままを言っている親を見て育つ子供がちゃんとした大人になるとは個人的に考えにくい。子は親の鏡とかいうしね〜。

言いたかった結論:授業時間にゆとりをもったほうがいいんじゃない?


git:リポジトリにhttpsでアクセスしてみる

Joelさんがsubversionを使うのはやめろ!と書いているのを見て、マジかよ!と思ったわけですが、gitの本を2冊買いながら全く手を出していなかった自分にはよい刺激になったんで、会社の開発サーバ(CentOS 5.4)にgitを入れてみた。joelさんはMercurial使ってるみたいだけどね…。

クライアントは、Mac miniです。

サーバの方は、例によってyumで。

yum -y install git

git用の適当なディレクトリを作り、公開リポジトリを作成する。

mkdir -p /var/git/hoge.git
cd /var/git/hoge.git
git init --bare

WebDavで公開するということなので、subversion用のconfをコピーして修正してみる。

cd /etc/httpd/conf.d
cp subversion.conf git.conf # subversion.confがない場合はgit.conf作って下さい
vi git.conf

git.confを修正する。また、.htpasswdは適宜作ってください。ここではあるものとします。

Alias /git-repos/hoge /var/git/hoge.git
<Location /git-repos/hoge>
   DAV on
   SSLRequireSSL
   AuthType Basic
   AuthName "Git Repository"
   AuthUserFile /var/git/.htpasswd
   Require valid-user
</Location>

Apacheを再起動させる。

service httpd restart

作成したgitリポジトリの権限を変更など。

cd /var/git
chown -R apache. hoge.git
cd hoge.git
git update-server-info

ここまでが、サーバの作業。

こっから、クライアント(Mac mini)の作業。
まず、httpsでアクセスするにはcurlを使うみたいなんだけれど、デフォルトの状態だとhttpsのアクセスができないらしいので、portsでサクッとアンインストールする。
その後、curlのインストールパラメータを編集してから、再インストール。

sudo port uninstall curl git-core
sudo port edit curl
# configure.argsのwithout-sslをwith-sslに変更
sudo port install curl
sudo port install git-core

ベーシック認証の認証情報をファイルに書いておく。

vi ~/.netrc
machine www.example.com # 適宜変更
login <ユーザー名>
password <パスワード>

開発サーバのSSL証明書はいわゆるオレオレ証明書なので、gitコマンドにエイリアスを設定しておく。

vi ~/.bashrc
alias git='GIT_SSL_NO_VERIFY=1 git'

これで、サーバに対してcloneでリポジトリを取得しようとしたのだが、エラーが発生した。

git clone https://www.example.com/git-repos/hoge
Initialized empty Git repository in /Users/******/hoge/.git/
error: SSL certificate problem, verify that the CA cert is OK. Details:
error:14090086:SSL routines:SSL3_GET_SERVER_CERTIFICATE:certificate verify failed while accessing https://www.example.com/git-repos/hoge/info/refs?service=git-upload-pack

fatal: HTTP request failed

オレオレ証明書対策はしたと思うのだが、うまくいかなかった。
検索してみたら、.gitconfigのhttp.sslVerifyをfalseにしろって書いてあったのを見つけたのでやってみた。

git config --global http.sslVerify false
# 再びgit clone
git clone https://www.example.com/git-repos/hoge
# クローン成功
cd hoge
touch test.txt
git add test.txt
# コミット。gitなのでローカルのみ
git commit -m "test"
# サーバに変更を送りつける
git push origin master
# pushに成功したとして、再びcloneしてみる
cd ..
git clone https://www.example.com/git-repos/hoge hoge2
cd hoge2
# test.txtがあればOK
ls

コマンドラインだけでやったので、実用としてはまだ試してませんが、とりあえず通信自体は確認できたということでOKとする。


新聞:再雇用「出戻り」新時代

タイトルの記事があって、興味深かった。記事の中に登場する杉さんは、会社の業績が芳しくない頃に、希望退職の募集が始まり、悩んだあげくに募集を決めたという。そして転職先で頑張っていたら、海外での新規会社設立計画の担当を打診される。それを受けると単身赴任で、かつ定年まで海外だろうということで再び迷いが生じる。

そこに、以前勤めていた会社の業績が回復し、即戦力が必要となり、元社員を中途採用で受け入れていたのだという。杉さんは以前から打診はあったが中途半端はよくないと断り続けていたが、これからのことを考えて復帰を決めたという。

最近では転職などの退職理由を問わない再雇用制度を導入している企業も増えているという。

こういう取り組みのある企業っていいなと思いますね。もちろん辞めるからには気軽にはいかないし、復帰するにしても後ろめたさみたいなものがつきまとうでしょう。でも、人間は、迷う。このままでいいのか?とか、自分のやりたいことって本当にこれなのか?とか。外を見ないと今の場所が本当によいのかどうかもわからないんじゃないかなとか、思います。外をあんまり見たことない自分がいうのも変なのですが…。まぁ、一時期派遣で外出てたので、そういう意味ではわかるかも。

明らかな裏切りのような辞め方は駄目だと思いますが、円満退社で、元社員のチャレンジを応援する形で、元職場が失敗したときの受け皿になってくれたら、チャレンジしやすい世の中になるんじゃないかなと思います。まぁ、甘いこと言ってるという自覚はあります。でも、もっとチャレンジしやすい世の中でもいいと思うんですよね〜。なんか特に最近は安定は絶対というような風潮が流れているので…。といっても、自分の意見も安定した受け皿を準備してほしいっていう意見だもんな〜。説得力ないですかね?

でも若者がチャレンジしやすい世の中になれば、世の中も活気が出るし、技術革新も起きやすいんじゃないだろうか?と思います。国が元気になるには、若者の元気がないと難しいんじゃないでしょうか?