Atomでファンレスマシン

自宅サーバはやりたいのだけれど、今まであったマシンは全部うるさかったので、今回はファンレスでサーバを作ってみたいという願望があったので、Atomでサーバを作ろうと決意。投資金額はそれなりだが、役に立ってくれるに違いない!パソコン工房さんで購入してきました!

CIMG0726

買ったのは、IntelのD510MOです。Intel D510MOを買った理由ですが、Atomのデュアルコアにも関わらずファンレスだからです。ハイパースレッディングにも対応しているのでコアが4つに見えます。
ケースはAOpenのS110。こちらは電源はACアダプタなので、完全にファンレスになります。
ハードディスクは2.5インチのSATAの250GB。
ドライブはケース内にスリムドライブが付けられますが、色々と考えて外付けのDVDマルチドライブを購入。

内訳は、
Intel D510MO 7,980円(マザーボード&CPU)
AOpen S110 9,980円(ケース)
Pioneer DVR-XD08 5,980円(外付けDVDマルチドライブ)
HITACHI 250GB 4,280円(2.5インチハードディスク)
で、28,220円。3万円以内に収まりました。
あ、メモリは家に1GBのが余ってるのでそれを使います。普通はこれにメモリ代も足しますね。そしたら3万円超えるなぁ。ちなみにメモリは最大4GBまで積む事ができますが、今回はそこまで必要ないだろうと判断。

自作の知識があればなんの問題もなく組むことができるんじゃないかと思います。ちなみに私は自作は二回目。非常にケースが小さいので取り回しが面倒ですが、ボードを取り付ける中板が取り外し可能なので、取り外している間に色々とやっちまいます。というか取り外さないとハードディスク入れられないけど。

CIMG0727

現在は完全に閉める前にメモリのチェックを行っています。1GBのメモリは2枚余ってるんですが、どちらかがメモリエラーになったやつだったのです。ダメだったほうは捨てておかないと、また同じことを繰り返してしまうなぁ。メモリチェックが終わったら、CentOSをインストールしたいと思います。

今回購入したものをAmazonでご紹介。

Intel マザーボード Essential mini-ITX BOXD510MO
Intel マザーボード Essential mini-ITX BOXD510MO
インテル
売り上げランキング : 6111

おすすめ平均 star
star良好なコストパフォーマンス

Amazonで詳しく見る by G-Tools

AOpen(AII) アルミ合金製Mini-ITXケース S110 BLACK
AOpen(AII) アルミ合金製Mini-ITXケース S110 BLACK
AOpen 2009-02-25
売り上げランキング : 19218

おすすめ平均 star
star静音PCの構築に最適

Amazonで詳しく見る by G-Tools

パイオニア USB2.0外付ポータブル DVD-Sマルチドライブ DVR-XD08
パイオニア USB2.0外付ポータブル DVD-Sマルチドライブ DVR-XD08
パイオニア 2009-04-30
売り上げランキング : 508

おすすめ平均 star
starノート用としての疑問
starコストパフォーマンス高し。
starちょっと贅沢なポータブルドライブ

Amazonで詳しく見る by G-Tools

日立GST Travelstar 5K500.B(250GB/SATA3G/5400rpm/8MB) HTS545025B9A300
日立GST Travelstar 5K500.B(250GB/SATA3G/5400rpm/8MB) HTS545025B9A300
日立グローバルストレージテクノロジーズ
売り上げランキング : 51864

Amazonで詳しく見る by G-Tools


Linux: LVMを学ぶ その1

Linux RAID入門を読んで再勉強中。
LVMはXenでP2Vしたサーバの容量をアップさせるのに、ネットで調べてやってみたけれど知識がほとんどうろ覚えだったので、ここで一度きちんと勉強しておきたいと意気込んでおります!使っているテキストはこちら!

Linux RAID入門
Linux RAID入門
技術評論社 2007-06-04
売り上げランキング : 243314

おすすめ平均 star
starそうだなぁ・・・。
star基礎知識とインストールばかりで応用無し
star読まなくてもmd RAIDは出来る

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ちなみにこの本の評価、Amazonでは低いけれど、自分的にはいい本だと思う。読まなくてもRAIDはできるだろうけれど、RAIDのみについて言及しているわけではなく、LVMについても書いてくれているし、RAID以外のバックアップのことについても書いてくれている。中級以上のシステム管理者にとっては当たり前のことなのかもしれないが、このRAIDに関する記事は普通のLinux入門本には載っていないので、概念だけは理解してるけど実際にRAID組めないという自分みたいな人間には最適だと思う。そもそも「RAID入門」って書いてあるし。なんで入門なのに評価がこんなに低いんだろ?

頭の中を整理するのと、自分の中でわかりやすくまとめていきたいと思いますので、まずはのんびりと概念からやり直してみます。本を読んだ上での自分の解釈なので、間違ってたらツッコミお願いします!

物理ボリューム
物理ディスクのこと。この物理ディスクをLVMの物理ボリュームとして作成しておかないと、次で紹介するボリュームグループに登録できない。
ボリュームグループ
物理ボリュームを束ねた仮想的なハードディスクというイメージか。システムの容量が足りなくなってきたら、新しいハードディスクを設置して容量の足りていないボリュームグループに追加する。その後、次で紹介する論理ボリュームの容量をアップさせればよい。
論理ボリューム
これがいわゆる今までのパーティションのことになる。論理ボリュームに対してファイルシステム(ext3とか)を設定する。論理ボリュームは容量の増減が可能である。論理ボリュームが属しているボリュームグループが持っている容量を割り当てられる。

とまぁ、概念としては、でっかい仮想ハードディスクがボリュームグループで、その中にある容量可変式のパーティションが論理ボリュームということでしょう。

ボリュームグループは複数の物理ディスクを1つの仮想ディスクに見せかけるという点で、RAID0と似ているような気がするが、ボリュームグループは物理ボリュームを単に連結するだけらしいので、おそらくRAID0のようなスピードアップは見込めなさそう。まぁ考え方のアプローチが違うからね。

次回は、物理ボリュームについて書こうと思います。

間違っていたら、指摘お願いします!


プリンター買い替えようかと

うちで使ってるプリンターはCanonのMP370という複合機で、Windowsのみ対応という製品。MacBookを使うようになってからというもの、Macからも印刷したいと思う機会がしょっちゅうあるので、そろそろプリンター買い換えようかなと思ってアマゾンで注文しました。

注文したのは、CanonのMP640という複合機。お店で見てみたものの、結構でかい。でもMacでも使えるし、印刷はPictBridgeで直接もできるみたいだし、液晶もでかいし、よさそう。CDレーベル印刷もできるというのはいいね。あとなんといっても一番の理由は無線LAN接続できるってことですよ。素晴らしい。

Canon PIXUS インクジェット複合機 MP640
Canon PIXUS インクジェット複合機 MP640
キヤノン 2009-09-17
売り上げランキング : 5

おすすめ平均 star
starインクが
starインクの交換がわかりやすいです
starCD印刷で余白が出てダメI

Amazonで詳しく見る by G-Tools

アマゾンで注文した理由は、まぁ正直一番安かったからです。約17,500円。アプライドやパソコン工房やPCデポでも見てみたのですが、軒並み2,000~5,000円高かったので。そういえばMP370もアマゾンで買ったのでした。あの頃にはまさか自分がMacBook使うようになるとは夢にも思ってなかった…。

しっかしこれだけ高機能で2万切ってるってすごいな…。
そろそろ新製品が出るんだろうか?


書評:エンジニアのための時間管理術

エンジニアのための時間管理術
エンジニアのための時間管理術 株式会社クイープ

オライリー・ジャパン 2006-10-19
売り上げランキング : 79209

おすすめ平均 star
star自己啓発本や手帳術にある内容を実践的に紹介
starエンジニアではなくシステム管理者向け
starSA向けのライフハック満載の書籍

Amazonで詳しく見る by G-Tools

市立図書館に行ったらあと10分で閉まるとアナウンスがあって速攻で読みたい本を探したときに借りた本。宮脇書店にあって気になってはいた。

タイムマネジメントの本は色々と読んでいたのだが、いまいちしっくりくるものがなかったのだが、この本の前半を読んで納得。エンジニア向けじゃなかったんだ。もちろん全否定ではないけれど、エンジニアのタイムテーブルって時間割って感じではいかないので。

とはいうものの、本自体で断わってあるが、この本はシステム管理者向け。プログラマ向けのタイムマネジメントではない。それでも参考になる部分はたくさんあるので、斜め読みの気持ちで読んでも損はない。個人的には、リーダークラスの人間に読んでもらって、その人に仕事の配分をコントロールしてもらうようにしたらいいんでないかと思った。

SEはただでさえネットで調べ物をする機会が常人より多いと思うので、誘惑に負けないための道標が必要となる。誘惑に負けないために必要なのは、強い意志ではなく、道標なのだ。というか私は意志はそもそも誘惑に弱いという前提に立っている。
道標からずれないよう集中力をキープするために、PDAやPAAにToDoという名の道標を可視化しておく。余計な割り込みが入り込まないようにする。

3章でルーチンについて書かれている。ルーチンというと退屈なことのように思われそうだが、自分でやるべきことを半自動化(習慣化)することで、リスクを軽減することが説かれている。

11章で時間の浪費について書かれている。時間の浪費。これが一番多いんじゃないだろうか。やるかどうかで迷う。いつやるかで迷う。見るか見ないかで迷う。などなど。これらのことはルーチン化である程度処分することができると思う。それでもダラダラ迷ったり、目的のないネットサーフィン、興味のないテレビをなんとなく垂れ流したりしてしまう。見たいテレビはトルネに録って、そのときみたいものだけ見るようにしているので、本に書かれていたことは何気に実戦していた。それでも無駄な時間って多いなって思う。永遠の課題。

12章の文書化について。文書化というのは、13章に書かれている自動化と繋がっているので非常に大切な項目である。文書化には時間がかかるので非常に労力を使うのであるが、一度文書化できれば他人への教育コストが大幅に削減できる。また、自分の理解力も深まる。
文書化すると、その人が行う必要性がなくなってしまうのでお払い箱になるのでは?と勘違いしている人もいるみたいなのだが、わかりやすく文書化できる思考力がある人は文書化できた仕事は他人に任せて他の仕事を行うことができるので、より重宝されるはずだ。
ドキュメントを常に最新に保つというのが難しいのだが、この本ではWikiを薦めていた。自分もWikiがいいと思う。といっても最近はWiki使っていない。印刷までしないかつ、ほぼモニタの前から動かないというのであれば、Wikiでもいいのかもしれないが、自分はWordとSubversionを使ってる。

13章で自動化について書かれている。自動化ができれば大幅に時間(と作業プロセスに伴う思考の切り替え回数)を短縮できるので、投資効果は非常に大きい。だが文書化できる力がないと自動化は難しい。手動で行う方法を確立したのちでなければ自動化はできない。手動で行う方法を文書化すれば、半自動化できる(他人に依頼することができる)。当たり前のことなのだが、このあたりの思考が抜け落ちている人が結構多い。自分もあまり人のことは言えないが、自動化できることをルーチン化してしまうことは愚かなことだと思う。ほぼ思考停止だからだ。もっと生産的になれるチャンスなのに。

システム管理者の人でタイムマネジメントがうまくいっていないという人は絶対に一度は読むべき本であろうと思った。タイムマネジメントが下手なシステム管理者は壁にぶち当たるのも早いだろう。知り合いや後輩にも薦めたいと思った。


3本線ノート術

読んでも面白くなかった本や、時代的に古くなった技術本など、併せて20冊くらいをブックオフで処分してきた。WordPress使ってるんでMovableTypeの本とかもういらんなと思って(まぁバージョン3のだけど)、売りに行ったら、買ってもらえなかった。値段が付けられないと言われた。まぁ古いからな…。その割にはRedHatのバージョン8の本とか売ってるんだけど…。あとWindows2000サーバの本とか売れんぞ、もう…。誰が買うねん。古本業界もロングテールだろうが、いくらなんでも…。

本の査定をしてもらっている間に欲しい本を探して、また新しい本を6冊ほど購入。結構掘り出し物が多かった!ブックオフはやっぱりいいなぁ〜。ヘビーユーザです。

買ったうちの1冊が、3本線ノート術。さっそく読んでみたが、面白かった。論理思考や勉強をするときには非常に使えそう。とくに、一番面白かったのは、時間管理。ToDoを管理するときに、今までの方法だと2元的思考に陥ってしまって、やったやらないの管理はできるんだけど、物事の過程とか、やった方法を記述することができなかったから、これは取り入れていきたいと思った。

あとは、問題を徹底的にリバースエンジニアリングして自分で考えてできるところまで落とし込むというのは、最近できてなかったなぁと思ったので、いい発見だった。最初から全体最適化を考え過ぎて、部分最適化に対して二の足を踏んでしまい、深い思考に入る前に結論付けてしまうという思考が最近多いなぁと自分で思う。わかった気になっているだけなんじゃないかと疑ってかかることが大事。あと、要点は小学5年生に説明して理解できるレベルにするというのがストンと腹におちた。

色々なノート術の本を読むたびに、感化されるんだけど、なかなか習慣化しない…。一番できそうだったのがシンプルマッピング(A6ノートにシンプルなマインドマップを書く)だった。メモには使えるんだけど、予定をシンプルマッピングするほど予定のない生活してるから、あんまり活かせられなかった。プログラマって基本的にずっとプログラムだからな。ときどき調査とかあるときはよかったんだけれど。メモとしてはものすごく使いやすいシンプルマッピング。

一人ブレーンストーミングはマインドマップ。気の合う人との会議でもマインドマップ。というかシンプルマップ。リバースエンジニアリングする過程をマインドマップで行っていくのはありだなぁと思う。

3本線ノート術
3本線ノート術
フォレスト出版 2009-09-05
売り上げランキング : 20670

おすすめ平均 star
star自分で書いたメモやノートを後から見ても分からない人は読むべき一冊です
star確かによくできています
star ノート術としては優れています。しかし・・・

Amazonで詳しく見る by G-Tools

たった100円で願望実現! A6ノートで思考を地図化しなさい マインドマップを超える超簡単ノート術「シンプルマッピング」
たった100円で願望実現! A6ノートで思考を地図化しなさい マインドマップを超える超簡単ノート術「シンプルマッピング」
徳間書店 2008-11-22
売り上げランキング : 79767

おすすめ平均 star
star使える「道具」です
starシンプルマッピングは、時間もスペースも節約
starSimple is Best とは限らない。

Amazonで詳しく見る by G-Tools