Linux: LVMを学ぶ その1

Linux RAID入門を読んで再勉強中。
LVMはXenでP2Vしたサーバの容量をアップさせるのに、ネットで調べてやってみたけれど知識がほとんどうろ覚えだったので、ここで一度きちんと勉強しておきたいと意気込んでおります!使っているテキストはこちら!

Linux RAID入門
Linux RAID入門
技術評論社 2007-06-04
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おすすめ平均 star
starそうだなぁ・・・。
star基礎知識とインストールばかりで応用無し
star読まなくてもmd RAIDは出来る

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ちなみにこの本の評価、Amazonでは低いけれど、自分的にはいい本だと思う。読まなくてもRAIDはできるだろうけれど、RAIDのみについて言及しているわけではなく、LVMについても書いてくれているし、RAID以外のバックアップのことについても書いてくれている。中級以上のシステム管理者にとっては当たり前のことなのかもしれないが、このRAIDに関する記事は普通のLinux入門本には載っていないので、概念だけは理解してるけど実際にRAID組めないという自分みたいな人間には最適だと思う。そもそも「RAID入門」って書いてあるし。なんで入門なのに評価がこんなに低いんだろ?

頭の中を整理するのと、自分の中でわかりやすくまとめていきたいと思いますので、まずはのんびりと概念からやり直してみます。本を読んだ上での自分の解釈なので、間違ってたらツッコミお願いします!

物理ボリューム
物理ディスクのこと。この物理ディスクをLVMの物理ボリュームとして作成しておかないと、次で紹介するボリュームグループに登録できない。
ボリュームグループ
物理ボリュームを束ねた仮想的なハードディスクというイメージか。システムの容量が足りなくなってきたら、新しいハードディスクを設置して容量の足りていないボリュームグループに追加する。その後、次で紹介する論理ボリュームの容量をアップさせればよい。
論理ボリューム
これがいわゆる今までのパーティションのことになる。論理ボリュームに対してファイルシステム(ext3とか)を設定する。論理ボリュームは容量の増減が可能である。論理ボリュームが属しているボリュームグループが持っている容量を割り当てられる。

とまぁ、概念としては、でっかい仮想ハードディスクがボリュームグループで、その中にある容量可変式のパーティションが論理ボリュームということでしょう。

ボリュームグループは複数の物理ディスクを1つの仮想ディスクに見せかけるという点で、RAID0と似ているような気がするが、ボリュームグループは物理ボリュームを単に連結するだけらしいので、おそらくRAID0のようなスピードアップは見込めなさそう。まぁ考え方のアプローチが違うからね。

次回は、物理ボリュームについて書こうと思います。

間違っていたら、指摘お願いします!


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