「プレゼンテーションパターン」を読んだ


あべさんから借りてて、とてもためになりました。

いいプレゼンテーションにする秘訣が34のパターンにまとめられています。うまいプレゼンテーションを聞いたりすると、どういうところに気をつけて作ってるんだろうか?と疑問に思っていた部分が言語化されているので、ストンと納得できます。なお、全てのパターンを駆使する必要はないこと、なにか物足りたいと思ったらこれらのパターンで抜けているものを適用してみるなど、そういう使い方がいいんじゃないかと思います。

最初のほうに書かれていますが、プレゼンテーションは単なる伝達ではなく、創造の誘発であると言われています。
私がよくハマりがちなパターンは、気付いたら内容を盛り込みすぎて説明に終始してしまうようなものになってしまうものです。あと、前半に詰め込みすぎて後半アッサリした内容で終わりが薄くなってしまったりとか…。最初は意識して「やってみよう」という気持ちにさせることはプレゼン資料を作っているのですが、気付いたら「伝えよう、伝えよう」としてしまうことってあると思います。また、時間がなくてこれでいいやと中途半端にしてしまうこともあります…。

パターン毎に分かれているので、少しずつ読むことができます。
また、他の人の上手なプレゼンを聞いたり、資料を読んだときに、こういうことに気をつけているんだなとパターンに照らし合わせてみると、手法が明快になってきますから、自分なりに応用してやれるようになると思います。伝えることよりも、創造を誘発させる、という意識を忘れないために、プレゼン資料を作るたびにチェックしたい内容でした。

個人的にもこれは持ってきたい本ですね。


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