バカポジティブにはなれない、なりたくない

俺はあきれるほどのポジティブのことをバカポジティブと言ってる。
悲観的な要素しかない状態で、あれが悪い・これが悪いからダメだーとか言ってるだけじゃなくて、それを元に問題点を洗い出して、いい方向に導くようなことは俺は好きだからやるのだが(これが普通のポジティブと思う)、なんの根拠もなく、ポジティブ思考でいこう!とか言ってる奴は、あ~こいつはバカポジティブかと思う。

言うだけなら簡単で、やるほうが難しい。
俺は、問題解決プロセスを踏んで、どういうことをするとより仕事が円滑に行えるかを説いているのであるが、そのときは悲観的思考から始まる。そうでないとリスクが洗い出せないからだ。リスクを洗い出すときはネガティブなキーワードが頻発すると思うが、今日はそのネガティブキーワードを連呼しているときに、なんでそんなネガティブなことしか言わんのだ!とか言われた。

理由は、ネガティブ思考からのスタートでないと、開発者はやっていられないと思うからなんだけど。別に俺、普段はネガティブじゃないし。だから、ネガティブ思考になる要因はこれこれだから、ネガティブから考えるのは普通っしょ!とか言ったのだが。会社として、リスクを背負う覚悟があって、それに見合うリターンが得られると思うから、協力してくれってんなら、そりゃ~腹くくってやるか!という気持ちにもなれる。が、「やるかどうかわからんけど、まぁ君たちも時間があるときに調べてみてくれたまえ」とかポンといわれても、そんなに暇じゃないし。ましてや全然興味ない分野のこととか、時間の無駄と思うし。

こうすりゃ改善するんじゃないの?って言ってくるんだけど、じゃあやれよ!と思う。そしてその情報を共有する体制をしいて会社としての共通目標を持つべきだ。プロセスをないがしろにした改善案は、改善案ではないし、何も生まれない。誰も共感できないから、協力も生まれない。改善案だけいって、何もしないと、だんだん信用できなくなっていく。そこで気付いたのだが、バカポジティブってのは、信用のないポジティブな人のことかなと思った。

まぁ、反面教師として、見つめていこうと思う。


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