プロジェクトマネジメントの重要さを理解していながらちゃんと出来ていない現場のために、勉強して、現場の技術者に布教中である。俺も現場の技術者だけどね。
わかってはいるが動かないというか、それは私の仕事ではないという感じなんだろうか?まぁそれは本人たちにしかわからないのであるが、現場がよりうまく回るためには自分たちが変わるのが一番だろう。上層部は当てにならない、と思っている。思う事は伝える。けれど、彼らは言い訳の天才で、自分自身のことで一生懸命。わかっているフリはするので、それが現場の技術者の気持ちを逆撫でするのである。
以降はうちの場合の話であるが、Manage It!を読んで思うところは、1日は8時間で計算しては駄目だということだ。7時間か、プロジェクトリーダーの場合は4時間程度にして考えないと、見積もりを誤ってしまうなと思った。現場は不確定要素で溢れかえっており、マネジメントする人が(いるけど実質)不在なので、事は予定通りには進まない。割り込みが多ければなおさらである。リーダーに対しての割り込みは半端ないため(見積り依頼や進捗報告など)、8時間がっつり働けるわけがない。そういうことを踏まえた文化作りをしていかなければ、人が潰れてしまう。
RedMineを導入してから、どれくらいの工数を使っているかを定量的に見れるようにはなったが、まだ使い方が適当なので(それでも意識改革になったと思う)、個人レベルでやっているであろう振り返りをチームとしてやるようにして、チームの結束力とチームレベルの底上げをはかる必要があると感じている。
あとは、上層部から次々とくる要求・仕様変更をコントロールすることだ。これに関しては、ボコボコ言われてもできる作業量は一定なので、いったんフェーズが動き出した時点で仕様は凍結すると伝えたが、それでも彼(ら)の妄想は止まらない。
社内のプロジェクトマネジメント基準を策定して、それに準じて作業を行えるように、そういう基準をチームで作ろうと思う。