地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション [DVD] | |
浅田次郎
ジェネオン エンタテインメント 2007-03-21 おすすめ平均 |
大企業の社長で厳格な父を持った真次は、父と喧嘩をして家を飛び出して事故死してしまった兄のことがもとで、父と深い溝が出来てしまう。大人になった真次は家との縁を切り、衣料品の営業をしていた。兄の命日に真次のもとに、父が倒れたという連絡が入る。地下鉄の駅を歩いていたら、死んだはずの兄とすれ違い、その姿を追いかけていったら、昭和39年にタイムスリップしてしまった…。現実に戻ったり、タイムスリップを繰り返して、自分が生まれる前の父の姿、兄が事故死してしまった本当の理由などを知っていく。
劇中は衝撃の事実があって(映画の核心部分なので書かないが)、あれは本当に驚いた。
そして、まさかの歴史を変えるということが行われてしまって、本当に衝撃だった。
いや、歴史を変えることが悪いというのではなく(悪いかもしれんけど)、そこは変えんでもええやん!て思ってしまった。まあこれは原作読んでないからわからんけど、必要なんだろう。でも映画だけみると、あまりにショックだった。
全体的にみると面白かったけど、ショックがでかすぎて、最後はなんだかよくわからないまま終わった感じがした。
でもタイムスリップして若い頃の親に会うというのは、面白そうだな~と思えた。