memo [DVD] | |
佐藤二朗, 韓英恵, 宅間孝行, 岡田義徳, 佐藤二朗
ジェネオン エンタテインメント 2008-06-25 おすすめ平均 |
佐藤二朗初監督作品とあったので借りてみた。
結構好きな役者さんなので。
思いついたことをひたすらメモに取らないと気がすまない強迫性障害をもつ繭子は、テスト中だろうと歌を歌っている最中であろうと、寝るときであろうと、メモを取り続ける。しかし、繭子はそんな自分が嫌で周囲には隠そうと必死なのだが、止められない。
アマゾンの作品紹介で知ったのだが、佐藤二朗さん自身が強迫性障害を持っていたらしい。
劇中で一度も強迫性障害という言葉が出てこないので、最初はなんでこの子はメモを取り続けているのだろうか?という違和感があり、そのために前半は結構見るのが苦痛だったが、話が進むにつれて理解できてきたら、面白かった。
佐藤二朗さんの、繭子の叔父さん役も強迫性障害を持った役なので、そこで繭子と繋がってて、その話題に触れなくても分かり合えるような感覚がいい。
母親役の高岡早希の、「人生はしりとりのようなもの。ちょっと考えれば続けられるし、ちょっと考えないと続かないし、楽しもうと思えば楽しめる」という言葉が印象深かった。この一言に、監督が伝えたかったメッセージが集約されてるんじゃないかな~と思った。
見る人は、映像特典の予告を見てからのほうが、いいかなw