幸福のスイッチ [DVD] | |
安田真奈
おすすめ平均 |
上野樹里とジュリー(沢田研二)の共演。ジュリ繋がりか。
稲田電器こと、イナデンの次女として生まれた怜は、お客第一・儲けは二の次の父親に反発して東京でイラストレーターをするために家を飛び出す。だが、世間は厳しく、自分の思い通りにならないことに苛立ちを募らせて会社を飛び出してしまう。
お金もなく、再就職先を探すもうまくいかないところに、妹の香から姉の瞳が入院したという手紙と切符が届く。急いで実家に戻ると、実は姉は元気で、入院していたのは父だった。骨折で全治1ヶ月の父が動けない間、家の手伝いをすることになった怜。
実家での手伝いにも身が入らず、周りとの空気の違いに馴染めずにだんだん自暴自棄になっていくが、父の仕事や人柄が地域の人に愛されていることを知るにつれ、働き甲斐や家族愛を深めてゆく。
いや~、ホッコリとする映画でした。
地元から離れて働いてる人で、仕事とかでうまくいかない思いをしたことはたくさんいるでしょう。そういう人に見てもらいたいですね。上野樹里が演じる怜のイライラの気持ちがすごくわかる。自分が悪いこともわかってるのに、どうしたらいいかわからない。
そんな中、電灯を交換したことにすごく感謝してもらって、働き甲斐を見出していくところとか、父が自分も昔はサボったりしたことがあることを聞かせたりしてるところとか、すごくよかった。修理した家電とか、交換した家電にたいするエピソードがあるところもよかった~。
沢田研二、本庄まなみ、中村静香の家族も見ていて楽しいし、新屋英子のおばあさんもいい味出してます。
人情味ある、働き甲斐も教えてくれる、ハートフルムービーです。
一人暮らしで頑張ってる人に見てもらいたい。