いい言葉、聴いた

相変らず自転車ネタじゃないけど、時事ネタと、俺が言いたかったことに関するヒントを今日もらったので、ぜひ書かせていただくのです。

ライブドアの堀江社長が捕まったわけだが…。まあ、私は今回はマスコミや特捜部もあんまり信用できないというか、5分5分に感じてるので、中立の立場でおります。しかし彼の影響を受けた若者というのは多いだろう。多少なりとも俺も影響受けてるだろうしね。

いつだったか新聞で読んだのだけど、小学生の子に株取引を教えて、コミュニケーションとってる親がおったなぁ。そんで、子供は将来はホリエモンのようになりたいといってたと書いてあった。今、その子はどう思ってるんだろうか?それにしても小学生から投資の勉強なんて、村上ファンドのようなことをする。そんなところに若者(特に学生)の拝金主義への傾倒を感じてしまう。まあ、人の生き方はそれぞれだから、別にいいんだけどね。幼少をそういうふうに過ごすのはもったいないとは思うが。

ホリエモンたちは時代にインパクトを与えてくれたが、その代わりに「金持ち至上主義」という爆弾を残してしまった。ただ彼らはそうしたくてそうしたわけではなく、一部のお金持ちに憧れる聴衆がそう「解釈」してしまっただけである。彼らには野望があって、例えば堀江さんは宇宙開発とか不老不死とかね、村上さんは正しい企業価値の評価や低すぎる株主への待遇を是正する動きを自らが作り出すというもんだね。まあ間違ってたら、俺の知識の勘違いなんで、ご指摘よろしく。

ただ「金持ち至上主義」というのは、方向性を間違うと非常によくない。HITACHIのCMで言ってるような、「作ろう」から始まる動きというのはよい。が、投資オンリーで巨万の富を得るというのは本当によいのだろうかと疑問だ。そこには技術の進歩もなければ、生産物もないからだ。デイトレーダーとかって、何になりたいんかな?

俺的には投資は夢への加速装置という位置づけなので、投資はやるけど、投資だけで暮らしたいとは思わない。あ、でもずっと自転車に乗ってられるなぁ。それもいいかとか思ってしまうwでも結局、自己実現にはほど遠い。遊び終わった後、何も残らない。永遠に遊べられる(夢中になれる)何かを発見できればそれが幸せなんかなっても思うけど、ちょっと違う気もしてた。

投資をしだすと、投資が気になって集中力が落ちるという本末転倒な事態に陥ったりしたのだがw、けっこうそういう人は多いんじゃないかと思う。投資は余裕資金で、リスク分散してするもんだ。ライブドアに集中して財産のほとんどを投資してた人とか、いたみたいだけど、そういう人は最悪の事態を予測してないのだろうか。投資の結果、破産・自殺なんてもってのほかなんだ。生きてりゃどうにかなるんだ。

すこし脱線したが、夢中になれる何かを発見できれば幸せか?というのに少し疑問を持ってたのだが、それに対するヒントを聴けたので、それを紹介しときたいのですよ。俺は「年収300万円の経済学」で有名な森永卓郎先生のポッドキャストを聴いてるんだけど、少し前の回のを聞いたら、いいこと言ってたんですよ。ドイツのほうで「年収300万〜」の本に似たような本がブームになってるそうです。収入が減った人が、生活の質が向上したという。料理にお金がかけられなくても、家が狭くなっても、家に友達を招待して、会話を楽しむことはできるという話でしたね。

その話を紹介しながら、森永先生が言われたのは、

「本当のぜいたくは実は教養なんだ」

でした。本をみて、演劇をみて、その話題で友達とコミニュケーションを楽しむことができれば、それが本当のぜいたくなのではないかということです。そう思いますねぇ〜!なんだか自分がずっと言いたかったんだけど思いつかなかった言葉でした。教養という言葉が思い浮かばなかった俺は教養がないってことかなw教養を身につけて、なりたい自分になるっつーか。

ただ、投資は投資で教養になります。投資を始めたことで経済に興味をもつようになり、新聞を読んだり、今までと違う複数の視点でニュースを眺めることができたり、いいこともたくさんあります。リスク調整して、身を滅ぼすような投資はしないこと。楽しむ気持ちでやることですかね。自分に言い聞かせたいわ〜w

森永経済提言 2006/01/18です。興味のある方はiTunesをインストールして、ポッドキャストで登録して聞いてみてくださいな。

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