土曜日ですが、JAG4のAndroid勉強会に参加してきました。
題目的には以下のような感じ。
- AsteriskによるSIPサーバの構築とAndroidの連携
- ガイガーカウンターを自作しよう
- ガイガーカウンターつぶやきbot Imaocandeの概要
Asteriskの話は僕のアプリのコスメマネージャーなどのデザインをしてもらっているzamuuのSEのほうの@dr_covaさん。
事務所を家から高松に移す際に、IP電話の番号を転送させようとしたところ、ISPに断られたのがキッカケでAsteriskを調べはじめた。さらに、内線の子機をAndroidにできるんじゃないか?ということで調べて、SipDroidというアプリを見つけて、それを使って内線にできたという話だった。また、Android 2.3(API Level 9?)より、SIP用のAPIが公開されたので、SIPアプリを作ることもAndroidでは可能になっているよと。
ただ、@dr_covaさんのAndroidケータイはGalaxy Sなので、2.2なのでSipDroidを使ってると。
2.3以降のNexus Sや、もう出ているペリアークや夏モデルの機種とかでは色々と出来そうな予感がしますなぁ。
そのあと、@nanbuwksさんによる自作ガイガーカウンター講習。ガイガーカウンターが放射線を検出する原理を基礎として紹介(だがその基礎の紹介で俺は置いていかれる…)。そして大人の工作の時間。ガイガーカウンターを安く作るぞ!ということで、家庭で揃えられる工具でガイガーカウンターを自作しようとみんな奮闘。
だがこれがかなり難しく、熟練した技が必要と思われる。(みんな苦戦していた)
特に4mm管のやつ(名前忘れた)を熱して引き延ばし、0.5mm以下にするのはかなり大変。。。自分は1つしかうまくいかなかった。時間もなかったけれど。
予定時間を軽くオーバーし、完成は無理ということになり、翌週の四国GTUG主催のおいしいアプリ開発に引き継がれることになった。
その後、@imaocaさんの事務所に移動して懇親会兼imaocaさんの発表。
ワイヤレスジャパンの報告など。
imaocandeについて。
imaocandeの実機はこれ。
なんせガイガーカウンターが世間的に品薄なので、@naubuwksさんの手法でガイガーカウンターの量産ができるようになったらいいなぁという感じだった。作れるようになりたいなぁ。政府の発表なんて信じられるものでないし。
また、@imaocaさんが福島県の土を貰って帰られていたのだけれど、それに対して@nanbuwksさんの持ってる放射能検出するやつ(名前わすれた)を近づけたらずーっとピー!!!って鳴っててマジで危険性を感じた。あれは目の当たりにすると怖い。
せめて民間の力で正しい情報だけでも収集できるようになりたいなと本気で思うような勉強会だった。Androidはどこで活躍するねんという話だったけど、ガイガーカウンターキットができれば、それをAndroidに接続して、GPSの位置情報と放射性濃度をクラウドにアップしてみんなで共有するのが安価にできるだろうと話だった。
そういうこともできてしまうAndroidすごい。ソフト屋の自分としては、今回の勉強会はハード寄りの話が多くてかなり勉強になった。
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