新聞:牧草でエネルギー自給ってすごい!

なるべく新聞を読むようにしたいので、三日坊主になるかもしれないが、新聞で気になった記事などについて書いていこうかなと思う。ちなみに自分が取ってるのは朝日新聞です。

オーストリアの南東部にある小さな町のシュトレームは人口約950ニンの小さな町だが、年に1万1千トンの農作物を使って町内で使う電力の3倍も発電しているらしい。牧草などでバイオガスを生成、燃料として木材チップを使ったりで年900トンのCO2排出削減に貢献しているという。お手本としてギュッシング市があったという。そこでは1990年代からバイオマスに取り組み、エネルギー代の安さを売りに企業の誘致に成功。1100人の雇用を生んだとのこと。
今度はギュッシングがシュトレームに倣って牧草からガスを作る計画が進んでいるらしい。
このような再生可能エネルギーは、地方自治体が地方の特性に合わせて取り組み、それを州や国が後押しするというボトムアップ型で広がった。国内の7割が再生可能エネルギーから生まれているそうである。

エコロジーな取り組みで企業誘致に成功し、かつ雇用を生み出すというのは素晴らしい。「牧草は手間がかからくて兼業でも続けられる」というところもいいですね。それにしても国内のエネルギーを7割も再生可能エネルギーでまかなっているのは本当にすごい。こういうのって、なにか壁になるものがあって、なかなか導入が進まないんじゃないかと思うのだが。例えばコストね。なにかの番組で、日本ではバイオエタノールを作るのは化石燃料よりもコスト高になるからまだまだ導入には壁があるというようなのを見たことがあるのだが、オーストリアでのバイオマス生成のコストってどれくらいのものなのだろうか?

気になったのは、

  1. バイオマス生成のコストはどのくらい?
  2. 牧草の買取り価格は?どこが買い取るの?
  3. バイオマス生成による公害ってないの?

という辺り。太陽光発電や水力、風力もいいと思うけれど、CO2を循環・固定化させるバイオマスの使用というのはもっとあっていいと思う。あぁ~、こういう仕事やりたかったんだよなぁ~と今更に思う。ちょっと探してみようか…。


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