こんなん自分が言う前に既に売れているわけだからお薦めなのは当たり前なのだが、昨日買ってきた本(働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!)を読んで非常に感銘を受けた!腑抜けている日本人に喝を与えている。自己啓発の本としては書かれていることはたいがいが似てくるので、言っていることは多かれ少なかれ同じようなことだが、腹への落ち方が違う。ストン…ジワ〜ッと吸収されてゆくのがわかる。斎藤教授の本は日本人臭いところがよい。志を持って働くとか、そういう言葉のほうが私は体に沁みて心地よい。
ミッションを持つことなどは、大概の成功本にも載っているのだがそのミッションを考えるまでの道筋が異なる。なんとミッションは自分の中から生まれてくるものではなく、外からきたり引き継ぐものだというのだ。それに公共性を持たせること。世の中の役に立つという社会貢献・社会参加の意識を自分の仕事に関連付けることができれば、それがかなりのモチベーションとなる。壮大なミッションがありそれに参加することは、自分を刺激し成長させてくれる素晴らしい材料だ。
それに量を質に転換するという考え方も賛成。
そもそも最初から質にこだわるせいで仕事に手をつけないままになったり、こんな仕事は無理だと跳ね除けてしまったりするが、まずは量をこなすのである。量をこなさなければ、最低限どの程度の質を保てばよいかもわからない。常に100%を求められてはいないのだがらバシバシ量をこなしているうちに質も上がってくるしその作業にかかる時間も減ってくる。自分の実力の把握もできるようになる。職人意識を持って取り組むとよいようだ。俺も職人目指すか!!
ま〜、頭ではわかっても実際にするのは難しいことばかりだけれど、それを頭で意識するのとしてないのじゃ人生の密度も変わってくるだろう。1回しか読んでないのだがこの本はあと3回は読みたいと思う。それにしても今まで斎藤教授の本を疑ってかかっていたのは時間がもったいなかった。もっと早く出会えていたらよかったな。これからは本屋でも意識的に立ち読みしてみようと思う。