書評:脳を活かす勉強法

脳を活かす勉強法 脳を活かす勉強法
茂木 健一郎

PHP研究所 2007-12-04
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アハ体験の茂木健一郎さんの本です。この前、脳がよろこぶ新習慣術を読んでゲンナリしていたので今度は鉄板だろうと思って茂木さんの本を初めて読んでみました。非常に読みやすく、納得のできる内容だったので、この本もオススメできるなぁ〜と思いました。

例によってアマゾンでは、「こんな内容で専門家ぶるな!」とか厳しい意見もたくさんあるようです。斬新なアイデアを求めているような人からしてみれば、どこにでもあるような内容に感じるのかもしれません。しかし、自分には役に立つ内容が書いてあったので、それだけでも十分に元を取れたなと思えます。その内容とは、「記憶回路の使い方」についてでした。

私は今度資格試験に挑戦しようと思っています。ところが最近本を読むスピードとその本の理解は早くなってきたのですが、暗記物が苦手になってきていたのです。本の内容の記憶とかはちゃんとできてるのに、試験に出るような暗記物の記憶が苦手になってきてるのはなんでだろうなぁ〜と最近ずっと思っていたことだったので、その答えを見つけたような気がして、俄然試験勉強にやる気になれました!

さらに、「1日30分」を続けなさい!で書かれている朝型へのシフトの効果についても異なる切り口で書かれていて(茂木さんは脳のゴールデンタイムといわれています)、やはり朝型のほうが脳にインプットしやすい時間帯だったんだ!という確信がもてました。

茂木さんの本は語り口がやさしいので理解しやすくて、どういう勉強法が効率がいいか?がこの本だけでわかったので学生や資格試験を控えているけれど自分の勉強法に疑問がある人とかにはオススメですね!


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