評判がいいので気になっていたので買ったのですが、なかなか全部読めてなかったのを、ようやく読み終わりました。いやー、さすがに良書といわれてるだけあって、感銘を受けました。
ノンデザイナー・デザインブックという名前だけあって、デザイナーさん向けではなくて、自分たちのような一般人が小綺麗なデザインを簡単に習得するには?という所が主体です。本の前半でだいたいの内容は終わってしまいます。後半は、更なる高みを求める場合はフォントの使い方に気を配ろう、みたいな感じの内容です。でもそれも重要ですね。
初心者は中央揃えに頼りがちとか、スペースがあると埋めたがるとか、結構あるあるやなーと感じました。特に勉強会の発表資料とか、割とギュウギュウに詰めてしまったりしつつも、「大事な内容だからしゃーない」と考えてそのままにしてしまっていたけれど、それだと視聴者には響いてなかったかもしれないと思いました。読みにくいですもんね…。
- 注目するべきところと読ませたいところにコントラストをつけてはっきりさせること
- 部分部分の線をそろえる事
- メリハリを付ける事
- 空白を作ることを恐れないこと
- 大胆に配置すること
カラーの本だったからということもあり、すごく読みやすいしわかりやすかったです。本編は英語フォントをメインに語られていますが、最後の補足部分で日本語フォントについても書かれているので、参考になります。サイトを作るときや、資料を作るとき、勉強会の資料を作るときなど、活躍してくれそうなので、何度も読みたいと思いました。