書評:成功はどこからやってくるのか

成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~
成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~ 岡本 吏郎

フォレスト出版 2004-11-20
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自分はフォレスト出版の本をよく読むので、久々に本棚から取り上げて読んでみましたので、書評にします。岡本吏郎さんの、成功はどこからやってくるのか?という本です。

この本は成功法則というもの自体がないというか、当たり前のことをコツコツやれていることが成功法則であるということがわかるように書かれていますが、書き味が強烈で、わかりやすいといえばわかりやすいのですが毒味をかなり含んだ感じがします。ただ、言っておられることは至極当たり前のことであり、これが事実なのだと思えます。

もうズバズバに成功法則を切り、「よう考えてみろ?自分が学生の頃に成績がよかったやつは遊んでたか?」という気持ちにさせてくれます。勉強とビジネスは違うというのはそりゃそうでしょうけれども、サラリーマンやってる人や資格を目指している人からしてみれば、その部分は学生の頃と変わらんのです。

たとえ最初は大変でなかなか成長しなくても、一気に成長するところがあるから、それを迎えるまでは地道にコツコツやって、またぶつかっては一気に成長するところまでコツコツと…という感じですね。そこに甘い魅惑的な法則などはない。

まあこういうのは『1日30分を続けなさい』でも書いていて(でも成功はどこからやってくるのか?のほうが早く出てるから)、ここなんですよね。

中学や高校の頃の勉強でいえば、学校で買う問題集だろうと、進研ゼミだろうと(別に進研ゼミがどうこうというわけでなく、自分がやってたので)、毎日やってるほうが力になるですよね。もちろん教材の良し悪しはあるでしょうが、時間は裏切らない。むしろ時間を無駄なこと(ゲームとか…)に使い、自分の将来を裏切ってしまう人間の弱さ…。あ〜、あの頃にこういう本を読むくらい大人だったら…。あの頃の俺は効率ばかりを追いかけて手軽に高得点が狙える方法ばっかり模索してたなぁ…。

よし!基本情報技術者の勉強やろう!


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