竹中式マトリクス勉強法を読んだ


久々に勉強法の本でも読んでみようかと思って読んでみました。
著者は竹中平蔵氏です。

マトリクス勉強法という部分は、最初のほうに説明があって、あとは竹中さんがどういうふうに勉強してきたかとか、知り合いの人の勉強する姿勢はどうだったとか、そういう内容でした。

マトリクス勉強法というのは、勉強を4つの領域にわけて考えるというアイデアでした。

天井がある勉強 天井がない勉強
人生を戦うための
武器としての
勉強
記憶勉強
仕事に関わる資格試験
仕事勉強
仕事に関わる勉強
人間力を鍛えるための
人と人を結ぶ
勉強
趣味勉強
人生を楽しむための資格試験
人生勉強
人生を楽しむための勉強

このマトリクスで、どの領域の勉強に力を入れるべきかをわかりやすくなるんじゃないかと思います。
武器が無さ過ぎるという自覚があるのであれば『記憶勉強である資格試験を有効活用して勉強して、ある程度のレベルになったら仕事勉強に移行する』とか、仕事勉強のみで限界を感じ始めているのであれば、『資格試験の勉強をすることで新しい領域を取り入れる』など、そのときに合った選択をすることができます。

とくに資格試験は記憶勉強なので、記憶勉強を叩き込むことで武器を強化することが比較的簡単です。その記憶勉強を効率的にやるにはどうしたらいいのか?などが書かれています。まぁ至極真っ当なことが書かれています…。私的には、ゴールから逆算してスケジュールを立てるというのを思い出すことができたのが収穫でした。最近あんまりできていなかったことなので意識していきたいと思いました。

あとは、英語の勉強の仕方とかは、参考になるんじゃないかなと思いました。日本人は圧倒的に英単語を知らないから、まずは英単語を叩き込まないとダメとか、暗唱をして五感で覚えろとか、そういうのでした。

また、片方からの見方しか知らないと、自分なりの正しい判断ができないとか。どっちの話も筋が通っている場合、どちらを信じるかの基準は自分が成長していないとわからないですね。片方からだけでなく、俯瞰的に物事を見つめる目はもちたいものです。

どこから勉強したらいいものか、とちょっと迷い気味な人にオススメな1冊かなと思います。


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