通勤必須グッズ・ライトとテールライト

まずは安全に自転車に乗るために必要なグッズについて書きますね。 これは本当に最低限必要になりますから、絶対に購入しましょう。自分のため、周りのためです。

ライト(フロントライト)

フロントライトの画像

まずはライトです。基本的にスポーツ車はライトが標準では装備されていません。 時々、スポーツ車だからといってライトをつけないで走っている方もいますが、自転車通勤では夜遅くなることも考えられます。 ライトは夜間に自分の視界を確保するためでもありますが、自転車の場合は歩行者や自動車に対して自分の存在を知らせるための最高の方法になります。

もし、あなたの向かい側から無灯火の自転車が走ってきていたらどうなるでしょうか? もしあなたも無灯火なら…。とても危険ですね。ですが、あなたがライトをつけていれば、向かい側から来る自転車はあなたの存在にかなり前から気づきますし、 あなたは接近してからになりますが、相手の存在に気づくことができます。 無灯火の人でもあなたの存在に気づけば避けようとしますし、あなたも避けることができるので安全性が向上するのです。

フロントライトを選ぶ際の注意点

ライトを選ぶときの注意点ですが、基本的なところは以下の通りです。

  • 明るさ
  • バッテリー(電池)の寿命
  • 工具が必要か不要か

では、ライトの種類と特徴を紹介してゆきます。 体験談と知識で書く部分があるので、そこは考慮してくださいね。ではよろしくおねがいします。

フロント用LEDライト

視認性が非常に高くて明るい流行のLEDライトです。かなり明るいので、遠くからでも相手に気づかれます。 しかし明るすぎてというか、光が白すぎて、乗り手からすると、 後述するハロゲンライトよりも視界がよくありません(私は3球LEDライトを使用)。 地面の色が白っぽいところだと、それがすごくわかります(例えば白い小石の砂利道とか、コンクリートだけの道とか)。 最近では5球LEDライトがあるので視界も良くなっているのかもしれません。ちなみにアスファルトだったら大丈夫です。

相手に発見されやすいという点ともうひとつ、重大な利点があります。 それは電池の持ちが長いということです。これは非常に大事ですよ!LEDライトはあまり電池を食いません。 ヘッドランプとして35時間持ちますし、その後もセーフティライト(相手に存在をアピールできる明るさ)として70時間近く持ちます。 つまり、電池代があまりかからない!経済的です!

私は自転車ライト用の電池として充電池のエネループを使っています。 そうすると電池を買わなくてもいいですし、ライトが暗くなったなと思ったら充電すればいいんです。 アルカリ電池は買う機会を逃すと無灯火してしまったりするので、自転車通勤のように日常的に使う場合には充電池がオススメです。

なお、LEDライトは工具は必要ないものがほとんどです。あと電池は単3電池が主流です。 ライトが小型タイプになると単4電池になります。最近は太陽光で充電するタイプや、USBで充電するタイプも出ているようです!

代表的なタイプのものを以下に掲載しておきます。参考にどうぞ。

フロント用ハロゲンライト

次に、ハロゲンライトです。私がスポーツバイクに乗り出した頃はハロゲンライトばっかりでしたからこれを使ってました。 良い点は、視界がいいことですね。やや黄色めの光なので、どんな道でも同じように照らしてくれます。
しかし、悪い点は、電池の持ちが悪いことです。8時間程度で切れます。しかも古くなるにつれ、電池を交換してもあまり持たなくなりました。最後のほうだと2時間半くらい…。まあ長期ツーリング時に使ってて雨などの影響もすごく受けてたのですけど(>_<)

それともうひとつ面倒な点として、電池の交換のときにマイナスドライバーが必要でした。 電池が切れたからといって電池だけ買ったのでは交換ができないのです。これはハロゲンライトでは多いですから注意してください。 でも相当前の話なので、今はもう大丈夫かもしれないですね。

テールライト(リアライト)

テールライトの写真

テールライトは、後方に気づいてもらう為のライトです。
ライトは、前方に自分の存在を気付かせることができますが、後方は反射材やテールライトを使う必要があります。

反射材でもいいのですが、テールライトのほうが安全度が高いです。
自分の存在を点滅で知らせることができるので、車のドライバーに早めに気づいてもらうことができるからです。テールライトは点灯モードと点滅モードがありますが、点滅モードだと1回分の電池で100時間くらい持ちます。

最近はテールライトでもソーラー充電できるものがあるみたいです。そっちのほうが電池交換の面倒臭さはなくてよさそうですね。