6.MTBルック車
MTBルック車はマウンテンバイクの見た目をしているため、よくルック車と言われます。よくホームセンターで21段変速・ダブルサスペンションで29,800円!!とか言われてるのがそれです。マウンテンバイクなのに悪路は走らないでくださいという存在を全否定するようなことが書かれています…(マウンテンバイクは悪路を走るのが本来の姿)。
どこがマウンテンバイクと違うのでしょうか?それは、『質(しつ)』です。よく考えてみてください。価格が最低でも5万円以上のものなら大丈夫と言われているマウンテンバイクが、ダブルサスペンションなのに3万円でまともなものが作れるわけがないんです。
基本的に、どの有名メーカーでもダブルサスのマウンテンバイクは最低でも8万円くらいはします。フレーム・サスペンション・コンポーネント・ホイールの値段を考えると、私の予想では
- フレーム(30,000円)
- サスペンション(15,000円)
- コンポーネント(25,000円)
- ホイール(10,000円)
くらいの割合だと思います。それを全部あわせて30,000円内に抑えるのは精度の低いものを使うしか方法がありません。有名メーカーのフレームだけでも30,000円するんですよ!フレームと同じ値段の自転車で、同じダブルサスのマウンテンバイクが果たして作れるでしょうか?
ではその値段の違いは具体的にどのように現れるのでしょうか?
車重量が重い(ヘタをすれば20キロ)。普通のダブルサスマウンテンバイクは15キロ以下くらいです。重さは走りの快適さに端的に現れます。重いということは、それだけ走りに抵抗が増すので遅くなります。さらに部品の精度が悪いということは、転がり抵抗が強いため、漕いだぶんの反応が鈍くなります。車重が重い上に漕いだぶんの反応が鈍いということは、(見た目がマウンテンの割に)進まない!!
よく、MTBルック車に乗っていた人が本物のマウンテンバイクに乗ったら、漕ぎ出しが軽いうえにやけに進むのでものすごく驚くそうです。見た目は同じでもまったく違うもの。予算に余裕があるのなら、絶対に本物のマウンテンバイクを買うことをオススメします。そのほうが長期的に見てもお得であることは間違いないでしょう。